今回はN川とM澤でレベルレコーダー LR-07をご紹介したいと思います。
前回ご紹介させて頂きました、低周波音レベル計 NA-18Aをレンタルされる際は必須アイテムになる商品です。
M澤)早速ですが、レベルレコーダー LR-07について教えて下さい!
N川)おっけー!
M澤)レベルレコーダー LR-07ってどんな計測器なんですか?
N川)レベルレコーダー LR-07を簡単に説明すると、
騒音計、振動計で測定した記録を記録紙って言う紙に印字させる計測器なんだよ。
M澤)なるほどー、だからデータを出力できない低周波音レベル計 NA-18Aをレンタルする時にレベルレコーダー LR-07が必要なんですね。
N川)そういうこと。それでは早速レベルレコーダー LR-07と低周波音レベル計 NL-18Aを使って計測してみよう!
M澤)N川さん、レベルレコーダー LR-7にボタンとダイヤルがいっぱいありますね。
N川)そうそう、そのダイヤルは測定する機械によって設定が変わるんだよ。
今回は、低周波音レベル計 NA-18Aを使用するからダイヤルをSlowに合わせよう。
M澤)このPaper Speed?ってなんですか?
N川)これは記録紙の送り速度を切り替えるダイヤルだよ。
ペンの振れ具合によってにじんだりする時に早めたり切り替えるんだよ。
M澤)なるほどー。
N川)次にボタンの説明をするよ。
Powerは文字通り電源ボタンになるからこれを押さないと何も動作しないよ。
M澤)ってことは後はこのPENとPaper押したら...
あれ?動かないですねー
N川)M澤さん、Stand-byスイッチを押してないからだよ。
このスイッチはペンスイッチと紙送りスイッチの両方を制御するボタンなんだよ。
M澤)そうだったのですね。早とちりでした。
N川)なんでもやってみないとわからないからね。
でもレンタルでこのパターンでよくあるのが、
電源を切らずにStand-byスイッチで止めておくことがあるんだけど、
この状態だと電源は入っている事になるから電池が消耗していくんだよ。
M澤)気が付いたら電池切れになってるパターンのやつですね。
N川)そういうこと。
あとのライトスイッチはライトが付くだけで、
マーカスイッチはペンが最小目盛側に振り切れてすぐにもとに戻るんだよ。
計測中にマーキングする時に押すことがあるよ。
N川)じゃあ次は切り替えスイッチの説明をするよ。
Inputは基本的にはACで良いよ。特殊な機械につないだりする時にDCにする場合があるよ。
Spanは記録範囲の切り替えスイッチなんだけど、ここは50dbにする事が多いよ。
M澤)Hi Speed Controlってなんかカッコいい感じがするんですけど、これはなんですか?
N川)Hi Speed Controlは結構便利な機能で、例えば列車の騒音や航空機の騒音なんかの不連続な騒音を測定する時に使う事があるよ。これを設定していれば、設定した数値が記録範囲の下限値を超えた時に紙送りが10倍速になるから、騒音レベルが上がった時の記録が見やすくなるんだよ。
M澤)凄い便利そうな機能ですね。
N川)それじゃあ実際にレベルレコーダー LR-07を使って測定してみよう。
・・・・・・
M澤)どうしたんですか?
N川)やっぱり...
M澤)あんまり変動がないですね、なにか悪いんですか?
N川)逆に良いんだけどね。
前回M尾君が説明していたと思うけど、低周波音って人の耳に聞こえない音だから、なかなか低周波音レベルが出るところってないんだよ。
M澤)そうだったんですね。
M尾さんのチョイスが悪かったんですね...
N川)そういう事にしておこう。
また普通騒音計で使用する機会が有ればその時にでもレベルレコーダー LR-07を使って測定してみようか。
M澤)そうしましょう。
今日はありがとうございました。
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