皆様お久しぶりです。
日本マーツブログ第7弾を書きます、U拂です。
私は冬物のもこもこした布団を被らないと夏でも眠れないタイプの人間なのですが、
もういつの間にか7月ということで夜が物凄く暑いですね!
暑いので足は出すけど上半身はもこもこの布団被っているというへんてこりんな恰好で最近は寝ているのですが。
朝がですね、びっくりするほど寒いんですよ!
布団被ってても体が冷え切ってしまっていて、
あまりの寒さに朝からホットココアを淹れています。
熱いココアを飲んだ後にスーツを着て外に出ると外はすごく暑いんですね。
駅まで歩くのですが、毎日ここで大汗をかきます。
なのに痩せません、なぜでしょうか?
もう少しココアを多めに淹れればもっと体が温まってもっと汗をかけるかもしれません!
そしたら痩せますね!明日から試してみます。
……さて。
長くなりましたが、本日ご紹介するのは
日本マーツの人気レンタル商品の一つ!振動レベル計VM-53A
簡単にいうと振動計ですね。
朝大汗をかきながら駅まで歩く私はどれだけドスンドスン歩いているかを
振動レベルという数字にして確認することができる機械です。
ではこのレンタル商品「VM-53A」について、
私の先輩のM尾先輩に詳しくお話をお伺いしたいと思います。
U拂:ではM尾さん!今回もよろしくお願い致します!
M尾:はい、よろしくお願いします。
U拂:ところでM尾さん。
今回はVM-53Aをやると聞いてですね、ちょっとだけ勉強したんです!
なんで、最初の紹介だけしてもいいですか?
M尾:お~。いいよ。
U拂:おお!ありがとうございます! じゃあ始めますね。
U拂:まずは今回ご紹介するVM-53Aなんですけれども、
日本マーツのレンタル商品の中でも特に人気のレンタル商品の一つなんですね。
やはり工事現場などでは騒音、振動は管理が必要な重要な要素の一つなんです。
ちょっとだけ難しいことをお話しすると、
工事をするのに騒音も振動も基準となる国の定める規格というのがあるんですね。
それをJISっていうんですけど、その規格に合っているかっていうのを測らないといけないんです。
そして、それを測る機械も、国の基準に合っている機械じゃないとダメなんですよ。
その辺り、VM-53Aはそういった規格に合っています!
なので、日本マーツのレンタル商品の中でも特に人気な訳です…!
M尾:おー、勉強したね。
そこまで行ったなら……普通の振動計と、今回の振動レベル計との違いは調べた?
U拂:あっ…盲点でした。
M尾:簡単に説明すると。
振動計:その場所にどれくらいの振動がでているかをそのまま測るもの。
振動レベル計:作業環境などの振動を測定するもので、
要するにその振動を人間が感じられる強さを測るもの。
要約すると、
人間が聞いていて不愉快になる振動かどうかを測るのが振動レベル計に対して、
振動計は人間の感覚とかっていうのは無関係に振動を測るもの、かな。
U拂:おお、なるほど。
結構重要なところでした。
M尾:ちなみに、JISに則った測定をしようと思ったら、振動計じゃなくて、振動レベル計をレンタルする必要があるね。
U拂:さすがM尾さんです。
では、VM-53Aの使い方に入っていきたいと思います!
M尾さん改めてよろしくお願いします!
M尾:はい。じゃあケースを開けていこうか。
U拂:いかにも機械!って感じのがありますね……。
M尾:うん。それは正面パネル。右側にあるのが、ピックアップといって、実際に振動を感じるところ。要はセンサーだね。
U拂:お~……センサーって、なんかこう、思ってたのとちょっと違いました。
…それで、このセンサーを正面パネルと接続すればいいですか?
M尾:うん。その辺りはもう解ってきてるね。
U拂:へへへ…この辺りはもう解るようになってきました!
ところで、VM-53Aのピックアップのケーブルの長さはどれくらいなんですか?
M尾:いいところに気が付くね。
MARTSでは3mの延長ケーブルを標準にしてレンタル商品としてるけど、、
オプションで、10mと50mの延長ケーブルもレンタルすることが可能!
U拂:おお!わかりました。
M尾:じゃあ続けるよ。
まず、最初にU拂さんが説明してくれたJIS規格に則って測定するときの、最低限の設定をしていくよ。
U拂:はい!
M尾:電源を入れて、まずは左のディスプレイの左端を確認してみて。
U拂:はい。えーと……?
M尾:Lvか、Lvaって書いてあると思うんだけど解かる?
U拂:あ、解かります。Lvになってます。
M尾:了解。Lvになってればいいんだけど、もしこれがLvaになってたら、
このLv/Lvaボタンを押して、Lvになるようにしてね。
それぞれの詳しい説明は省くけど、とにかく、普通に測りたければLvって覚えておいてね。
U拂:ふむふむ。わかりました。
M尾:じゃあ次。
Menuボタンを押すと、右上にMenu1/5って出ると思うんだけどどう?
U拂:でてます!
M尾:じゃあもう一度Menu押すとどうなる?
U拂:2/5になりました。
M尾:うん、そういうこと。
じゃあ、Menu2/5で設定をしていくよ。
StoreMode:Auto1
色々なモードがあるけど、これが一番基本かな。
File name:今から測定するデータの名前
4桁の数字を設定できるから、どれが今から測定するものか解るようにしておくといいね。
ちなみに今回はVM-53AからCFカードを抜いてるから画像にはでてないけど、普通は出るって思っておいて。
Auto1Samp:測定する間隔
今回は1secでやってくんだけど、1秒ごとにデータを取るから、大雑把なデータになるね。
これを例えば、100msecとかにすると、0.1秒に1データだから、瞬間的な大きい振動でも見逃しはほとんどないと考えていいね。
ただ、その代わりデータ容量は単純計算で10倍になるから、そこは気を付けた方がいいかな。
自分の使い方に応じて使い分けるといいよ。
U拂:わかりました!
M尾:ここまでついてこれてる?
U拂:なんとか大丈夫です。
M尾:じゃあ進むよ。
M尾:今度はMenuボタンを数回押して、Menu1/5に戻すよ。
U拂:了解です!任せてください!
1/5になりました。
M尾:じゃあ続けて設定してくよ。
Meas. time:測定時間
今回は1時間で測定していこう。
Channel:Z
これはセンサーからみた振動の向きを言うんだけど、JISでは垂直方向の振動を測定すると書いてあるので、Zだけでいいよ。
ピックアップからみた方向は下記図を参照して。
U拂:ふむふむ。Zっていうのは、縦揺れって認識で合ってますか?
M尾:うん、そう思ってくれていいよ
こんな感じで、
Store Mode・File name・Auto Sanp・Meas.Time・Channel
の5つが設定できたらOK
ちなみに、StoreModeで Auto1以外にすると、設定の仕方自体がガラっと変わるので、要注意ね。
U拂:はい!了解です!
でもちょっともやっとするところがあるんですけど、
Auto1って結局何を測る設定なんですか?
M尾:うーんとね、一番最初にLv/Lvaってやったでしょ。
で、ほかにも測れる数値っていっぱいあるんだけど、
その中でもLvだけを測定する感じかな。
U拂:なるほど~。ありがとうございます。
M尾:うん、ここまでが解かれば基本的な設定は終わりで、
あとは設定に合わせて画面の表示を切り替えるだけ!
U拂:はい!Menuボタンを押して、一番最初の画面まで戻りました。
M尾:了解。じゃあキーボードのDisplayのところの一番左側に、X/Y/Zっていうのがあると思うんだけど、それを押してみてくれる?
U拂:はい。
……測定値は変わっていくんですけど、いや、XYZの軸の表示を切り替えてるのはわかるんですけど、XYZの表記がどこにあるか……
あっわかりました、左上ですね。
M尾:そう! 今回はZしか測らないからZにしておいてね。
U拂:了解です!
M尾:ちなみに、SubDisplayボタンはわかる?
U拂:はい、これですね。
そのまんま、右側の小さい画面の表示が変わっていく感じですね。
M尾:そう。設定の1/5でしたChannnelで、Z以外は測定しない設定にしてるからXとYは数値がでないね。壊れてるわけじゃないから安心してね。
U拂:なるほど、了解です。
サブディスプレイはどこに合わせてればいいですか?
M尾:うーん。それは自分が見やすいようにしておいてもらえればいいんだけど……。
じゃあ今回はZの折れ線グラフにでもしとく?
U拂:わかりました!
M尾:じゃあこれで設定は終わり。
次は測定ができるよ。
U拂:わかりました!
じゃあちょっと長くなってしまったので、今回はVM-53Aの設定編ということでまとめて、測定編は次回にしましょう。
M尾:うん、そうしようか。
じゃあU拂さん。今回の設定を簡単にまとめてくれる?
U拂:了解です!
レンタル商品「VM-53A」
JIS規格に則って測定する場合の最低限の設定
☆測定画面
・Lv/Lvaボタン:Lv表示
・X/Y/Zボタン:Z表示
・SubDisplayボタン:なんでもOK
☆Menu1/5
・Meas. time:測定する時間
・Channel:Z
☆Menu2/5
・StoreMode:Auto1
・File name:保存するファイル名の番号
・Auto1Samp:測定結果を記録する間隔
U拂:こんな感じでしょうか?
M尾:うん、それでいいと思うよ。
じゃあ今日はここまで!
お付き合いいただきありがとうございました!
また次回の記事をお楽しみに!
VM-53Aの取扱説明動画もよろしくお願いします!
……と、いつも通り終わったように見えた、いつもの勉強会だが、
U拂はある野望を現実にするため、パソコンに向かったのだった……
「うふふ……これで……!」
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