今回は、第2段で軟岩ペネトロ計 SH70を学んだN村が、

株式会社スタンダード様のトランシーバーHX632DについてM尾さんにとことん教えてもらおうと思います!!

 

 

 

 

 

N)さっそくですが…トランシーバーって聞くと、映画とかで突入部隊に指揮官がGOサインを出す時に使ってるイメージがあるけど、実際土木や建築の現場でレンタルしていただくことってあるんですか?

 

M)そのイメージ…映画の観すぎ。。。

実際現場でトランシーバーは測量などする時によくレンタルしていただいているよ。

 

N)そうなんですね!!

でもなんか、見た目がおもちゃの携帯みたいですが…これで本当に声が届くのでしょうか?

 

M)トランシーバーHX632DをあなどっちゃいけないよN村さん!!!!

こんなに小さくて可愛い見た目で、スキー場や浜辺で約1km~2km、市街地などで約100~200m程度あるんだよ。使用する環境によって少し異なるけどね。それに、トランシーバーHX632Dが3台以上あれば、そのうちの1台を中継機にして、通信範囲の拡大も出来るんだ。

 

N)そんなに届くんですね!!!

 

 

なんか糸電話の大人版って感じがして、使うのが楽しみになってきた!!

はやく教えてくださいM尾さん!!!

 

M)N村さんの熱量に圧倒されそうだったけど…その前に!

各モードについて少し学ぼうか。

このトランシーバーHX632Dには「単信モード」「グループ単信モード」「中継通信モー

ド」「中継局モード」「複信モード」「グループ通信モード」があるんだ。

 

N)なるほど…単信、複信…なんだか頭が追いつきません。。。

 

M)簡単に言うと、

特定の相手に送信・受信をするのが「単信モード」、

その相手と電話のように話せるのが「複信モード」、

複数人の中から特定の相手に送信・受信をするのが「グループ単信モード」、

また、その特定の人と電話のように話せるのが「グループ複信モード」、

トランシーバーHX632Dを中継機にするのが「中継局モード」、

その中継機を介して送信・受信を行うのが「中継通信モード」ってところかな。

 

ちなみに、送信・受信っていうのが、N村さんのイメージしてるものだね。

キーを押しながら相手に用件を伝えて「どうぞ」みたいなのが送信、スピーカーから

返事が聞こえてくるのが受信って感じ。使いたいモードや人数によって、レンタルしていただく台数が変わってくるね。

 

 

N)少しイメージが沸きました!!

 

このトランシーバーHX632Dを使うと、どのくらいの時間相手と話せるんですか?

 

M)単信モードの場合は1回の送信時間は30秒、同時通話電話のように話すのは3分というのが電波法で決まっているんだ。

残り時間のカウントダウンを表示してくれる機能もあるから、便利だよね。

 

 

N村さん、1番やってみたいのはTHE トランシーバーみたいな感じでしょ?

今回は2台レンタルしていただいた時を想定して「単信モード」を使ってみようか。

 

N)ぜひぜひお願い致します!! まずは電源?

 

M)と、思うだろうけど、まずはディップスイッチというのを「単信モード」に設定するんだ。本体底にある電池ケースのロックを解除して、電池を取り出すよ。

その中を見ると、小さな4個のスイッチが見えるかな?

 

 

N)あった!!なんかすごく小さくて可愛いスイッチ!! だけど…押しにくそう。。。

 

M)そうだね。上下に動かすレバー式のスイッチなんだけど、指では難しいかも。

そんな時はマイナスドライバーなどで切り替えすると良いよ。

今回は「単信モード」を使ってみるから、ディップスイッチはすべてOFFにするんだよ。

それが出来たら単三形の電池を入れて、最初のように電池ケースのロックを必ず戻してね。

 

N)できた!!

 

 

 

M)次に電源だけど、電源は右上についているつまみだよ。これを時計回りに回してみて。

回すとカチって音がするからすぐ分かると思う。

 

N)つきました!!

 

 

M)そしたら次は音量の調整だね。

左側にMキーがあるから、これを押してみて。ザーーって音が聞こえてくるから、

これを目安に音量を調整するんだよ。

さっき電源をつけたつまみを時計回し/反時計回しで聞き取りやすいところで止めてね。

N)これくらいかな…できました!!

 

 

 

M)それじゃあいよいよ実際に話してみよう。単信キーを押してから、上下の矢印キーで相手のチャンネルに合わせるんだ。

 

合わせられたら、左側にある「CALL/PTT」スイッチを押しながら、マイクに向って話すんだ。

 

 

N)分かりました!!では少し離れて話してみますね!!

 

 

「聞こえますーー??」

 

 

 

M)「楽しそうだねwww 聞こえてるよ!!」

 

「じゃあ戻ってきて!!最後に便利な機能を教えるよ。」

 

 

 

N)ただいま!! ってM尾さん…興奮して私何かキーを押してしまったような気が。。。

 

M)そうそう、特に作業してたりすると誤ってキーを押して動作が変わってしまうこともあるから、黄色のFキーを押しながら鍵マークのついているグループキーを押すことで、キーロックをかけることが出来るんだ。解除の方法も同じ操作だよ。

このFキーは他にも「Fキー+中継局キー」でキー操作音のON/OFF、「Fキー+単信キー」で画面照明のON/OFFなどがあるよ。

 

 

N)M尾さん…「Fキー+中継通話キー」の秘話って。。。?

 

M)N村さんの想像と違うからね!!!!

 

複信モードとグループ複信モードを使用して、会話のやり取りを同時に聞くことが出来るんだけど、自分とその相手が秘話機能を使うことによって、話を聞かれないようにすることが出来るんだよ。

 

N)なーるほど。それではM尾さん!!とっておきのM尾さんの秘話を、

この秘話モードで教えてください!!

 

M)実は……って!!この事務所の中で話したら、トランシーバーHX632Dの機能関係無しに全員に聞こえるじゃん!!!

 

N)だめか…。ひっかからなかったですね。。。

 

 

ブログを見てくださっている皆様!! 次回M尾さんの秘密が明らかに!!?(ならないかも)

また次回、乞うご期待!!

 

M)勝手に乞うご期待させるなよ。。。

 

 

 

 

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