日本マーツブログ第一号の担当をさせて頂きますM尾とU拂です。
私達はこのブログを通じて、まだ測量機や計測器の事になにもわからない初心者の方から上級者の方まで幅広い人達に見て頂き、レンタルする際の参考になる記事を書いていこうと思っています。
これからドンドン記事をアップしていきますので宜しくお願い致します。
ではっ！！
まず初めての記事で取り上げる商品はこれだっ！！
アネモマスター風速計を突き出すU拂
U）M尾さん、今日はよろしくお願いします！
M）よろしくお願いします。
じゃあ早速なんだけど、これが今回勉強するアネモマスター風速計6004だよ。
これは日本マーツの風速計のレンタル商品の中でも、
特に気軽に風速を測りやすくて人気なんだ。
U)なるほど！確かに小さいですね！
風速計って素人の私のイメージだと、もっと大きいものだと想像していました。
ところで風速計って、風速を測る機械、ってことであってるんですよね？そのままですけど。
M)もちろん風速を測れる機能がメインになるのかな。
このアネモマスター風速計6004は、風速を2段階で測れる機能と、風温を測れる機能があるんだよ。
U)おお、風速を2段階で測れるだけではなく、風温もこの小さな機械で測れるんですね！
ところでM尾さん。私実はとても心配していることがあるんですよ。
M)どうしたの？
U)実は私、ものすごい機械音痴で、なんでもそうなんですけど、
軽いとか、小さいとか、機能がすごいとか、機械を選ぶ際に重要なことってたくさんあるじゃないですか。
私は、使いやすさが一番気になるんですね。
前にボタンがいっぱいある複雑そうなカメラをよくわからずいじってたら壊してしまったことがあって・・・。
特にレンタルだと、私みたいな人は気にするんじゃないかな、と思うんです。
M)そうだったんだね。
でも大丈夫だよ。
そんな機械に弱いU拂さんでも操作で迷うことはないってくらい、すごく簡単に操作ができるんだ。
この本体を見てほしいんだけど、ボタンって一つしかないよね？
U)確かに。
左の側面にひとつだけ大きなボタンがあるだけですね・・・。
M)
・電源の入/切
・モードの切り替え
・一時停止
この3つが基本的なアネモマスター風速計6004の操作になるんだけど、この操作がすべてこのボタン一つでできるんだ。
しかも操作自体もすごく簡単で、ボタンひとつの動かし方でそれぞれの操作を行うんだ。
長押し ・・・電源の入/切
下にスライド・・・モード切替
上にスライド・・・一時停止
U)本当ですか！長押しか、下にスライドするか上にスライドするかで、アネモマスター風速計6004のすべての機能を使えるわけですね！
それなら機械音痴な私でも操作がよくわからないが為に壊してしまうことはなさそうです！
レンタルする際も安心して使えますね！
M)じゃあ次は機能の方を勉強しようか。
・風速測定モードFAST
・風速測定モード SLOW
・風温測定モード
アネモマスター風速計6004の機能はこの3つがあるって話はさっきしたよね？
U)はい、風速を測る機能が2種類と、さらに風温も測れるということでした。
しかし、このFASTとSLOWっていうのはどういう違いがあるんですか？
取扱説明書には「FAST/SLOW（1秒または５秒の移動平均）」って書いてありますけど、
いまいちピンとこないです。
M)じゃあまずはそこの説明からしていこうか。
移動平均っていうのは、簡単に言うと、その直前5秒、直前1秒だけの平均って考えてくれれば大丈夫。
平均には移動平均と総平均というのがあって、平均する値が変わっていくのと、今までの数字をすべて平均していく計算法の違いだね。
直前1秒間に何メートル風が進めるかっていうのを測るのがFAST
直前5秒間に何メートル風が進めるかっていうのを測るのがSLOWってこと。
U)なるほど！
でも、1秒間と5秒間で測るのはなぜですか？
1秒間の平均がわかれば、5秒間ってあまり測る必要ないですよね？
M)例えば、風速の変動がすごく大きいところにいくとするでしょ。
それで1秒で測ると、目まぐるしく数字が上下するのね。
そんなときに5秒間の平均で測れば、さらにその平均がわかるから計測しやすいよ。
U)おお！すごくわかりやすいです！
レンタルして使用できる場所の幅が広がりますね。
M尾先輩に教わるU拂
M)そうだね。
じゃあ風温の方に行こうと思うけど、U拂さんの中で温度の単位って何がある？
U)温度の単位ですか？えっと、体温計とかの、度ですね。℃って書くやつです。
M)そうだよね。
それを摂氏っていうんだけど、温度の単位ってほかにもあって、
華氏っていって゜Fってかくものもあるんだ。
で、この風温測定モードでは、華氏と摂氏を切り替えることができるんだ。
U)そうなんですね！
単位が違うということで計算しなおしたりするの大変ですよね
その手間が省けるというのは、とても重要なことだとおもいます！
レンタルする商品を選ぶ際の重要なヒントになりますね！
ちなみに、その切り替えもこのボタンでやるんですか？
M)ううん、ここはね。
一回電池を抜いて、その奥にあるスイッチをいじるんだけど、
それもそんなに難しくないし、ちゃんと説明書に書いてあるから大丈夫だよ。
U)そうなんですね！ありがとうございます。
レンタルするときに説明書もきちんと入っているのでそれも安心です。
他に何か注意点などはありますか？
M)そうだね。風温測定モードの時は、注意点がひとつあるんだ。
取扱説明書のここ、みてくれる？
◎切り替えてからすぐに測定しないでください。特に無風に近い状態（風速0.1m/s以下）では、必ず30秒以上経過してから測定してください。
U)ふむふむ。すぐに測定しちゃいけないんですね。
よくわかりました！ありがとうございます。
まとめると、
・2段階で風速が測れて、風温も測れる。
風温については摂氏から華氏に単位の変更が可能。
・風温を測るときには、
切り替えてから少し時間をおいて測る必要がある。
・全ての操作はボタンひとつでできる。
ただし、単位の切り替えは取扱説明書をよく見てする。
U)アネモマスター風速計6004についてだいぶわかりました！
M尾さんありがとうございました！
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